「案外」と「意外」と「以外」の違い

「案外」は「予想が外れること」「予想を上回ること」という意味です。

「意外」は「予想と大きく違って驚く様子」「予想できなかったことに驚く様子」という意味です。

「以外」は「ある範囲や対象に当てはまらないもの」「それを除くもの」という意味です。

「案外」は「あんがい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「予想が外れること」という意味で、思っていたのと実際が違う様子のことです。

2つ目は「思いがけないこと」という意味で、自分が思っている以上であることです。

3つ目は「非常識で無礼なこと」という意味で、礼儀をわきまえないとんでもない人のことです。

上記に共通するのは「予想が外れる」という意味です

「意外」は「いがい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「考えていた状態と非常に違っていること」といういみで、予想とは大きく違ってびっくりする様子のことです。

2つ目は「全く予想もしていなかったこと」という意味で、最初から全くその様に思っておらず、こちらもびっくりする様子のことです。

上記に共通するのは「予想できないこと」という意味です。

「以外」は「いがい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「ある範囲や対象に外れていること」という意味で、定められた範囲や基準に当てはまらないことです。

2つ目は「複合語として、それを除く他のもの」という意味で、「関係者以外」などと使われます。

上記に共通するのは「対象外」という意味です。