自己理解と強みの整理

 キャリアデザインでは、まず自分自身を理解することが大切です。これまでどのような経験をしてきたのか、何に興味があるのか、どのような仕事に向いているのかを整理することで、進学や就職の方向性が見えやすくなります。
 KJSでは、学生が自分の経験、性格、価値観、得意なことを言葉にできるよう、ワークや面談を通じて支援します。特に留学生の場合、母国での経験や日本での学びが強みになることがあります。その強みを日本の学校や企業に伝わる表現に整理し、将来の選択につなげていきます。

日本社会と仕事の理解

 日本で進学・就職を目指す学生にとって、日本社会や日本企業の働き方を理解することは重要です。雇用形態、職種、業界、企業規模、仕事の進め方、評価の考え方などは、国によって大きく異なります。
 KJSのキャリアデザイン科目では、日本で働くために必要な基本知識を分かりやすく説明します。学生が将来の進路を考える際に、イメージだけで判断するのではなく、自分の希望や能力と現実の仕事を結びつけて考えられるよう支援します。日本で長く学び、働くための土台をつくる授業です。

進学・就職に向けた行動計画づくり

 キャリアを考えるだけでなく、実際に行動へ移すことも重要です。進学を目指すのか、就職を目指すのか、いつまでに何を準備するのかを明確にしなければ、時間だけが過ぎてしまうことがあります。
 KJSでは、学生一人ひとりの目標に合わせて、進学準備、資格取得、日本語学習、企業研究、書類作成、面接練習などの行動計画を整理します。授業では、目標設定やスケジュール管理の方法も取り入れ、学生が自分で進路を考え、準備を進められるように支援します。将来への不安を具体的な行動に変えることを目指します。