【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+くらい
【意味】
〜のような簡単なこと
〜のような重要ではないこと
〜のような小さなこと
【説明】
・[軽視(けいし)]を表(あらわ)す文型(ぶんけい)
・「〜のような簡単(かんたん)なこと」「〜のような小(ちい)さなこと」という意味(いみ)で使(つか)う。
・「簡単なこと」「重要(じゅうよう)ではないこと」「小さなこと」という気持(きも)ちを強調(きょうちょう)する場合(ばあい)に使用(しよう)する。
【上級レベルの人へ】
・[軽視]の「〜くらい」は、[謙遜(けんそん)]の気持ちを表す場合に使われることもある。
【例文】
1:娘(むすめ):お母さん、りんごをむいて〜
母(はは):それくらい自分(じぶん)でやってちょうだい!
→そんな簡単(かんたん)なことは自分でやってちょうだい!
1:A:「ありがとう」は英語(えいご)で「Thank you」っていうんだよ
B:それくらい知(し)ってるよ…
→そんな簡単なことは知ってるよ…
3:1回(かい)くらい不合格(ふごうかく)だったからって、あきらめたらダメだよ!
→1回不合格することは小さなことだから、あきらめたらダメだよ!
4:ちょっと歩(ある)いたくらいで疲(つか)れるなんて、運動不足(うんどうぶそく)だと思(おも)うよ
→歩くことはたいしたことではないのに疲れるなんて、運動不足だよ
⑤日本語ができないといっても、ひらがなくらいは読めるよ
→ひらがなのような簡単なものは読めるよ
[謙遜の例]
5:ビールくらいしかありませんが、よかったらどうぞ
6:彼女:こんなものくらいしか作(つく)れなかったけど、食べて〜
彼氏:わぁ〜おいしそう!ありがとう